2026.02.25

その他

紀陽銀行・「第11回紀陽イノベーションサポートプログラム」のSDGs賞に採択されました

株式会社ディープサンクスが展開している大学生クローズマーケット(事業名:ふくとく。)が、株式会社紀陽銀行が主催する「第11回紀陽イノベーションサポートプログラム」のSDGs賞に採択されました。

このプログラムは、新規事業創出をめざす事業者から事業テーマを広く募集し、大学・公設試験研究機関・民間機関等の専門家が評価をおこない、市場性や革新性のほかSDGs達成に向けた取り組みについても評価を行い、優れた研究開発テーマに対して事業計画の策定支援や事業化までの課題解決支援、研究開発奨励金の支給など、長期的なサポートをおこなう取り組みです。

今回、ディープサンクスは【ふくとく。ブランドを守る、学生を救う、世の中をよくする】という事業テーマで採択となりました。2025年の事業開始以来進化し続ける、アパレル廃棄抑制と大学生応援を目的に開催するクローズマーケット「ふくとく。」のさらなるブラッシュアップに向け、今後も尽力してまいります。

ふくとく。事業のご紹介

私たちがアパレル業界で長年目にしてきたのは、倉庫の奥で眠ったままひっそりと消えていく服の姿でした。その数は年間1.5万トン、約5000万着とも言われています。廃棄によって発生するCO2は約27万5000トン、これはガソリン車55万台が1年に排出する量に相当します。ブランド価値を守っていくには、値下げによる見切り販売にも限界があり、「もったいない」「環境に悪い」と悩みつつも、業界では売れ残ったアパレルの大量廃棄が今も行われています。


一方で私たちのすぐ身近には、奨学金の返済や物価高に悩み、新しい服の購入をためらうたくさんの大学生がいます。奨学金の利用率は半数を超え、1か月間の衣料品支出費は約5000円、これは20年前の半分以下の金額です。多感な時期におしゃれをしたいでもお金がない、親にも頼りにくい…もう、「誰か助けて」の心境です。

 私たちディープサンクスは、アパレル会社の「もったいない」と、大学生の「助けて」を最高のカタチで結び、社会に貢献していきます。売れ残った在庫品や訳アリ商品を活用し、経済的に苦しくなった大学生に生活応援価格で「大学キャンパス内というクローズ空間」で提供し、アパレル廃棄を抑制する、それが私たちの事業『ふくとく。』です。事業名はひらがなで「ふくとく。」と書きます。倉庫や店舗に眠っている1枚の服が誰かの福になり、お得に買うことで世の中が良くなる徳となる、「ふくとく。」にはそんな思いを込めています。


 この事業の肝は、限られた空間で、限られた人にだけ販売することで、ブランド価値を守る、『クローズマーケット』による販売方式で行うことです。もちろん自社だけでなく、多くのアパレルブランド様にも応援いただき、日本最大規模の「社会課題解決型」クローズマーケットを目指します。


過去5回開催している近畿大学では、1日当たり1000名が入場するイベントとなりました。大学関係者からも『これほどの熱気を感じたイベントは初めて』とのお声をいただきました。武庫川女子大学では、わたしたちの事業そのものを経営学部の実践事業としてカリキュラム化。マーケットの企画・運営を通して未来の経営者候補の大学生と共に、3方よしの商売を学んでいます。また、学生とアパレル企業の対話ブースも設け、出会いの橋渡し役としても機能しています。

今後の展開として、全国の大学生が利用できる会員制ECモールをリリースする計画です。大きな特徴は、商品購入代金の1%をお客様が選んだ「応援したい団体」に寄付できることです。事業そのものが社会貢献活動に直結することで、私たちの事業が大きく成長すれば、社会貢献も同時に大きくなる、多くの方に応援して頂けるECモールを目指していきます。アパレル廃棄抑制×大学生の生活支援だけにとどまらず、販売商品と販売対象を拡大し、掛け算の種類を増やしていき「ブランド価値を守る」と「消費者の助けて」をクローズマーケットで結び、世の中がよくなる方向に加速させていきます。